ロレックス デイトナ/rolex daytona

2010年9月22日水曜日

ロレックス ロレーナ・オチョア

2007年、リコー全英女子オープン。

セント・アンドリュースのオールド・コースで、

ロレーナ・オチョアは1番ホールの

ティーグラウンドに立っていた。

ゴルフの聖地と呼ばれるこの場所が、

女子大会の舞台となるのは、

史上初のことである。

フェアウェイを見つめながら思いを馳せる。

自己初となるメジャータイトルを、

このコースは初の女性として獲得できたら、

いったいどんな気分だろう?

第1ラウンド、9番ホールから

早くもリードを広げたオチョアは、

残る3日半の間、

ライバル達の猛追撃や悪天候に行く手を阻まれる。

だが、彼女が首位を譲ることはなかった。

悲願のメジャータイトル初制覇。

それは、あらゆる意味で「初めて:の、

歴史的勝利の瞬間であった。

2010年9月18日土曜日

ロレックス トレバー・イメルマン

2008年、マスターズ・トーナメント:

オーガスタの日曜日の午後、

ライバルたちの中から勝者が選ばれる。

今年この大会を制した、

南アフリカ出身で28歳のトレバー・イメルマンは、

31年の歴史において初めてスタートから

フィニッシュまで首位を守り抜いた選手である。

勝利までの3ホール、

彼は16番パー3でダブルボギーを叩いてします。

驚きの瞬間である。

ギャラリーは息を呑み、

コメンテーターたちは色めき立つ。

彼の師匠であるゲーリー・プレーヤーの

言葉を思い出しながら、

トレバーは17番をきっちりとパーで乗り切る。

ドライバーでキープした

18番のフェアウェイに立った時、

嵐のような拍手の波がわずか数百ヤード先に

彼の勝利があることを教えてくれる。

優勝に必要なスコアをキャディに尋ねると、

キャディは「すでに十分ですよ。」と答える。

数分後、その言葉が真実となる。

2010年9月5日日曜日

ロレックス ジュスティーヌ・エナン

完璧主義者。

炎の中に灯る品格。

グランドスラム チャンピオン。

100週以上にわたって世界ランキング1位を保持。

彼女にとって、

強い意志こそが最強の敵である。

2010年9月1日水曜日

モンテカルロ・ロレックス・マスターズ

地中海を見渡せるテラコッタのテラスで、

王族もテニスファンも一様に、

壮大な景色と世界レベルの

巧みなプレーを楽しむ。

1897年からテニス界のエリートたちが

モンテカルロ・カントリークラブに集結し、

互いの成功とスタイルを祝してきた。

56名の選手たちが集うフィールドでは、

9日間にわたって3番勝負の試合が展開される。

戦いの舞台となるカントリークラブの

美しさに争えるものはいないが、

優勝争いはこの上なく熾烈である。

2010年8月24日火曜日

ロレックス 全豪オープン

スタートから情け容赦なく、

選手権シーズンに助走はない。

全豪オープンは4大国際大会(グランドスラム)

のトップを切る大会である。

熾烈な戦いでポイントを重ねることで

勝利に一歩近づく。

集中力を乱すほどの叫びで中断される

強力なサーブ。

前回優勝者のラケットには、

挫けそうになるほどの

大きなプレッシャーが重くのしかかる。

14日間の過酷なスケジュールに加え、

太陽の日差しも容赦なく照りつける。

成功のハードルは常に高い。

年間で最も望まれるタイトルの一つを

自国に持ち帰るため、

真のチャンピオンは、

これらすべての困難に打ち勝たなければならない。

2010年8月11日水曜日

ロレックス ロジャー・フェデラー

コートの支配者。

グランドスラム・コレクター。

ロールモデル。

良き指導者。

奇才。

テニス界屈指の名選手さえもが、

史上最高のプレイヤーと呼ぶ。

2010年8月4日水曜日

ロレックス ウィンブルドン

わずか41×22平方メートルの

センター・コートが、

世界最大級の舞台となる。

頂点を極めようとする者の決意と、

テニスの歴史を宿す聖域。

ウィンブルドン。

伝統とは、

別格であり続けること。

2010年7月31日土曜日

ロレックス トム・クリステンセン

ル・マン24時間耐久レース、8勝。

セブリング12時間耐久レース、5勝。

耐久力が求められるレースの支配者。

難しいレースほど、

勝利への決意は固くなる。

2010年7月24日土曜日

ロレックス デイトナ®24時間耐久レース

レースにおいて、

長時間にわたり最高速度を

維持することが不可欠である。

しかし、

20%だけ照らされたトラックで一晩中、

24時間連続走行する場合はどうだろうか?

これには、

競技者としての極めて

優れた能力が必要であり、

デイトナ国際スピードウェイで開催される

ロレックス デイトナ24時間耐久レースが

モータースポーツの中でも

最も過酷なイベントの一つになっている

理由である。

速度と耐久性が求められるマラソンで、

さまざまなレース界のドライバーたちが

名誉をかけて集結する。

適度な休息と回復力の高井マシンが

極めて重要である。

1962年以来ずっと討論が続けられてきた。

それは、

「トラックを回ることと

24時間耐えぬくことでは、

どちらが難しいだろうか?」

ということである。

2010年7月14日水曜日

ロレックス グッドウッド リヴァイヴァル

世界でも高い評価を得ている

歴史的に有名なレースイベント、

グッドウッド リヴァイヴァル。

モーターレースの黄金期を細部にわたるまで

見事に再現し、

世界中のトップレーサーが当時のまま入念に

セッティングされたレーシングカーで

ドライビングを競う。

当時のスーパーカーや飛行機が、

訪れた人々をスリリングな旅へと誘い、

現代のモータースポーツに

インスピレーションを与えた

懐かしき良き時代を彷彿させる。

2010年7月10日土曜日

ロレックス ジャッキー・スチュワート卿

1964年、グッドウッド。

チームの責任者たちは、

初めてF3クーパーのテストを行った

若きスコットランド人が、

トップクラスのF1ドライバーが設定した

ラップタイムを次々に打ち破ることに

驚きを隠せない。

こうして、

ジョン・ヤング・”ジャッキー”・スチュワート

のキャリアは始まり、

その後、99戦27勝、

F1ワールドチャンピオン3回という記録をもたらす。

また彼は、射手、チームのオーナー、

失読症の意識向上を目指す活動家でもある。

しかし、彼の最も偉大なる勝利は、

モータースポーツにおける安全性に

ほぼ自力で大きな変革をもたらしたことだろう。

彼自身はレースの世界から引退したが、

彼が残した功績は、燦然と輝いている。

2010年7月7日水曜日

ロレックス LE MANS 24 HOURS

24時間を走り続けた総走行距離を競い、

モータースポーツの中でも

最も過酷なレースのひとつとされる、

ル・マン24時間耐久レース。

ドライバーは闇夜の中をも

走り続けなければならないが、

このレースの難しさはそれでけではない。

彼らは何時間もの間、

鋼のように強靭な精神力を

維持し続けなければならないのである。

出場者の半分が途中でレースを終える中、

勝つためには巧みに仕上げられたマシンや

超人的な能力を持つドライバー、

綿密なチームワークだけではなく、

比類なき忍耐力が求められる。

2010年6月27日日曜日

ロレックス・スワン・カップ

2年に1度開催される

ロレックス・スワン・カップは、

サルディニア島沖の海を

激しいレースの海へと変貌させる。

世界トップクラスの船員たちが集結し、

世界で最も美しいヨット100艘以上で競争する。

風が吹き始めると、

その度にヨットはさらに美しさを増していく。

2010年6月20日日曜日

ロレックス ポール・ケイヤード

戦術家。

スキッパー。

頼れる存在。

ウィットブレッド世界一周レースで

優勝と遂げた、初のアメリカ人。

スター・ワールド・チャンピオンシップの優勝者。

水上で、

新天地を切り開く。

2010年6月15日火曜日

ロレックス Farr® 40 ワールド・チャンピオンシップ

壮麗な地中海で、

96時間にわたり開催される

ロレックス Farr® 40

ワールド・チャンピオンシップ。

ボートと帆、

さらにはクルーの総重量までもが

厳しく定められ、統一される。

勝者との差は、連携のとれたチームとして、

緻密に風や潮の流れを読み、

あらゆるチャンスを掴むクルーの実力のみ。

大いなる海が

すばやく与えては奪い去る、

わずかな違いが勝負を左右する。

2010年6月9日水曜日

ロレックス・ファストネット・レース

強風。

大きな水しぶき。

荒海をかき分ける船体の衝撃音。

これらが船員のアドレナリンを刺激する。

ヨットがファスネットロックを折り返すまでには、

クルーたちは本領を発揮していることだろう。

しかし、

ケルト海とその気まぐれな天候パターンは、

はるかに多くの試練を突きつける。

ロレックス・ファストネット・レースのゴールまでには、

まだ300マイルもある。

2年に1度開催されるこのレースは、

船員の対応力、忍耐力、技術、度胸が試される

究極のレースと言えるだろう。

だからこそ、

このレースには非常に多くの人々が訪れるのであり、

勝利がまさに伝説をもたらすのである。

2010年6月6日日曜日

マキシ・ヨット・ロレックス・カップ

セーリングといえば

優雅な様子を思い浮かべるところだが、

セーリングに適した条件が揃わなければ

その優雅さを目にすることはできない。

ただし、サルデーニャの海岸線沿いでは、

優雅に海を滑るヨットを見ることができる。

ここは、地中海を行き来する

世界有数の豪華な大型ヨットが集まる場所であり、

軽やかに、上品に漂う様子を眺めることができる。

ヨットが水面を優雅に航行するためには、

セーリングに備えた完璧なコンディションと

優れたクルーを揃えることが不可欠である。

チームが一体となり、

海で最高の振り付けを披露する。

コスタ・スメラルダ・ヨットクラブ主催の

世界的に有名な

マキシ・ヨット・ロレックス・カップは、

優雅な海のショーというだけでなく、

過酷なヨットレースでもあるのだ。

2010年6月2日水曜日

ロレックス・シドニー・ホバート・ヨットレース

距離にしておよそ628海里、

約1週間もの航海を要する

シドニー、ホバート間。

それは南半球で最も危険とされる海域だ。

その航海はまさに勇気の試される冒険。

レースに参加する者は、

個人、チームを問わず、

並ならぬ忍耐と冷静さをもって挑まなければならない。

レースを終えた後には誰もが

「魂を動かされた」と語る、

長い苦難の旅路。

60ノットの風や

そびえ立つ荒波との対峙は、

よほど壮烈であるに違いない。

2010年5月31日月曜日

ロレックス 世界で確立した地位

ラグジュアリーウォッチの

リーディングブランドであるロレックスは、

一世紀以上にわたってその性能と

高い評判で一流のシンボルとされてきた。

スイス、ジュネーブを本拠地とし、

世界28の支社、100カ国以上に広がる

4000の正規品販売店を擁するロレックスは、

その革新と達成の長い歴史をさらに歩み続ける。

2010年5月28日金曜日

ロレックス クラシック アート

時計製造は、

職人が一人で手がける作業と

熟練した技術者たちが手がける作業の

共同制作により成り立つ。

ロレックスのどの製品も精巧な技術の

シンフォニーといっていいであろう。

時計職人、デザイナー、宝石をセットする職人、

そして科学者のひとりひとりが、

ノウハウと芸術的才能をそそいでいる。

その特殊技術の一部を映像で、

ぜひご覧いただきたい。

2010年5月25日火曜日

ロレックス 904Lスチール

ロレックスが時計ケースに使用している

904Lスチールは、

通常、耐蝕性が不可欠な

化学産業の分野で用いられる。

この超合金は、

堅牢で研磨性に優れ、

ロレックスの様々なモデルの貴金属とも

完璧な調和を生み出す。

不変の美しさを叶えるため、

ロレックスの素材への

飽くなき追求は終わらない。

2010年5月24日月曜日

ロレックス セラミックベゼル

時計のベゼルは、

日光や引っ掻き傷、

塩素系の消毒液など、

様々な環境に日々さらされている。

そのためロレックスは、

ベゼルに極めて硬質なセラミックを採用。

その色は紫外線の影響を受けず、

耐蝕性と耐傷性に優れている。

最高硬度の素材に数字を刻み付けるため、

ロレックスは独自のプロセスを開発、

特許を取得した。

セラミックが硬化する前に

数字と目盛りを彫り込み、

原子化されたイエローゴールド

またはプラチナで全体をコーティング。

研磨作業を経た後には、

数字と目盛りの溝の貴金属だけが残る。

ひとつのベゼルを完成させるだけで、

約40時間を要する。

永遠の美の追求には刻苦が伴うのである。

2010年5月22日土曜日

ロレックス パラクロム・ヒゲゼンマイ

時計の正確さは、テンプに比例する。

従来のテンプに取り付けられたヒゲゼンマイは、

磁界や衝撃の影響をうけやすかった。

そのためロレックスは、

5年に及ぶ研究を経て

ブルーのパラクロム・ヒゲゼンマイを開発。

常磁性の合金を使用し、

磁力に対する強度と、

標準の10倍もの耐衝撃性を実現した。

この美しい青色は、

時計史に輝く精度の証であり、

ロレックスの精確さを保証する。

現在、

多くのオイスター・ムーブメントには、

パラクロム・ヒゲゼンマイが装備されている。

2010年5月21日金曜日

ロレックス ムーブメント

高い性能を誇る自動巻きの

オイスタームーブメントは、

すべてロレックスで設計、製造されている。

堅牢で信頼性の高いこのムーブメントは、

長期間にわたる作動を保証し、

スイスクロノメーターとして

認定を受けている。

2010年5月18日火曜日

ロレックス 自動巻ムーブメント

オイスターはその後まもなく、

さらにもう一つの際立った特徴を備えた。

1931年、ロレックスは、

世界初の自動巻メカニズムをもつ

パーペチュアルローターを開発。

この驚くべき機構は、

現在の自動巻時計の原点となる。

2010年5月17日月曜日

ロレックス クロノメーター精度の追求

ハンス・ウィルスドルフは

まずムーブメントの品質に力を注ぎ、

そのクロノメーター精度の飽くなき追求は、

たちまち成功へと至った。

1910年、ロレックスの時計は、

ビエンヌにあるスイス時計製造協会により

腕時計として初めて公式な認定を受けた。


それから4年後の1914年、

英国のキュー天文台がロレックスの腕時計に

「A」級証明書を授与。

それは、それまで航海用のクロノメーター

のみに与えられていた名誉だった。

それ以来、

ロレックスの腕時計は精度の代名詞となったのだ。

2010年5月14日金曜日

ロレックス ハンス・ウイルスドルフ

ロレックスの歴史は、

創設者であるハンス・ウイルスドルフの

先駆的かつ先見性のある精神に密接に結びついている。

若きウイルスドルフは、

懐中時計が一般的だった20世紀初頭に

スイス時計製造の世界に足を踏み入れ、

腕時計に思いを馳せるようになる。

当時、

腕時計の性能はあまりいいものではなかったが、

彼は腕時計がエレガントで

信頼性の高いものになると予見していた。


極めて革新的な彼の時計がいかに信頼性の高いもの

であるかを人々に理解してもらうため、

彼はスイス、ビエンヌにある時計メーカーが製造した

高精度の小型ムーブメントを搭載したのであった。

2010年5月12日水曜日

ロレックス プロフェッショナルウォッチ

1930年代には、

ロレックスは自らの時計が高山の頂における過酷な状況に

立ち向かうことが可能かどうかを検証するため、

エベレスト登頂を目指す数多くのヒマラヤ登山隊に

オイスターパーペチュアルウォッチを提供した。

1953年、

オイスターパーペチュアルを着用したジョン・ハント卿、

エドモンド・ヒラリー卿、テンジン・ノルゲイ率いる登山隊が、

世界で初めてエベレスト登頂に成功、

その後ロレックスにとって、

世界はまさに生きた実験室となった。


1950年代初頭、

クロノグラフの精度と防水性を完璧に極めたことにより、

ロレックスは、ツールとしての役割を果たすとともに、

時刻を知らせるだけの機能をはるかに超えた

プロフェッショナルウォッチを開発した。

この時計は、深海のダイビング、飛行、登山、科学調査など、

新しい専門的活動を対象としたものである。


1953年に発表されたサブマリーナーは、

100m(330フィート)防水を保証する世界初の時計であった。

この時計は永遠の情熱を生み出し、

達成感を与えてくれる時計として自らを主張している。


1960年、ジャック・ピカールとドン・ワルシュの

バチスカーフ(深海用潜水艇)トリエステ号が、

太平洋のマリアナ海溝で水深10,916mまで下降。

オイスターのテストモデルであったディープシースペシャルは

船体に取り付けられ、

1平方センチ当たり1トン以上の水圧に耐えたのだった。

2010年5月10日月曜日

ロレックス クラシカルな世界

最高品質から製作され、

細部に至るまで注意を払って丁寧に

組み立てられたオイスターパーペチュアルは、

ロレックスの最先端技術と豊富な専門知識の

すべてから恩恵を受けている。

また、どの時計も個別に過酷な検査や試験を受ける。

これは、ロレックスの時計であれば、

必ず受けることになっているものである。

このブランドの名を世界中に知らしめた価値、

そのすべてを凝縮したオイスターパーペチュアルは、

まさに、ロレックスの時計の典型であり、

生き方の体現であり、

そして、スタイルの基準と言える。

2010年5月7日金曜日

ロレックス 防水時計の誕生

1926年、

防水性と防塵性に優れた腕時計を初めて発明することにより、

一つの大きな革新がもたらされた。

「オイスター」と名づけられたこと時計は密閉したケースを備え、

まるでミニチュアの金庫のようであり、

ムーブメントを確実に保護する。

翌年には、

英国の若きスイマー、

メルセデス・グライツによって着用されたオイスターが

ドーバー海峡を無傷で横断。

ウィルスドルフは彼の製品への支持を得るため、

彼女の協力を求めていた。

この横断は、

その後男女を問わず冒険を愛する人々から

長きにわたって称賛されるとこになる第一歩に過ぎなかった。

これらのロレックスを愛する人々が

やがて成し遂げるパイオニア的偉業と世界への勇気ある挑戦が、

ロレックス ブランドの卓越性と極めて密接に関連するとこになったのである。

ロレックス ミッキー