ロレックス デイトナは、多くのバリエーションを揃えるロレックスの
ラインナップにおいて、唯一のクロノグラフです。
クロノグラフとは、ストップウオッチの機能もある携帯時計のことです。
リューズの上下にあるボタンでストップウォッチの機能を使うことができます。
また、時間を計るだけではなくタキメーターを使用すれば、時速や時間あたりの
生産性を測ることができます。
タキメーターとは、時計の文字盤にはおおよその時速が記載されていて、
1kmを走行した時点で止めた位置の文字盤の数字を読むことでおおよその
時速を測定することができる機能のことです。同様の原理で、大量生産の工場
などで一時間あたりの生産個数を測定することもできるため、特にタキプロダクト
メーターと呼ばれることもあります。
デイトナという名称は、自動車の24時間耐久レースが毎年行われる
アメリカのフロリダ州、デイトナビーチにある「デイトナ・インターナショナル・
スピードウェイ」というサーキットに由来しています。
ロレックス デイトナの中でも、ポール・ニューマンモデルは幻の逸品と
称され、最も入手困難な物の1つとなっています。
ロレックス デイトナは自動巻き上げ機構を採用していますので、毎日使用して
いれば止まる事がありませんが、巻き上げの最大時間が約70時間ですので
3日間使用しなければ止まってしまう計算となります。
ロレックス デイトナの近年のモデルには、隕石を素材として用いたメテオライトや
レーシングカーのメーター類をイメージさせるルーレットなど、個性溢れるものが
登場しています。