ロレックス デイトナ/rolex daytona

2007年12月25日火曜日

ローレックス GMTマスター

GMTマスターは時差のある2ヶ所の都市の時間を
同時に示す事の出来るロレックスとして
1957年に登場しました。

●陸のエクスプローラー
●海のサブマリーナ
●空のGMTマスター

パイロットの要望によって開発されたローレックス
GMTマスターは、実際に航空会社のパイロット
ウォッチとして正式に採用されました。

1983年には、3都市の時間を示せるように
短針を単独で動かせるようになった
GMTマスターⅡが発表されました。

●四針式
●回転ベゼル
●サイクロプスレンズ(拡大率約2,5倍)
●夜光インデックス&指針

2007年7月21日土曜日

ロレックス シードゥエラー

ロレックス シードゥエラーは、ロレックスが潜水調査専門会社の
コメックスと1971年に共同開発したダイバーズウォッチです。

ローレックス シードゥエラーが開発された当初は610mの深海でも
耐えられる設計になっていましたが、現在では1220mの深海で
使用可能となるくらいまで進化しています。

潜水調査専門会社のコメックスが深海での実験中に、ロレックス
サブマリーナの風防が破損するというトラブルに遭遇しました。

コメックスが、さらなる深海でも耐えられるようなダイバーズウォッチ
を要望したために設計されたのがロレックス シードゥエラーです。

ロレックス シードゥエラーには、深海での破損を防ぐためにサイクロップ
レンズが無いところがサブマリーナとの外見の大きな違いです。

また、ローレックス シードゥエラーにはヘリウムガスエスケープバルブ
という潜水で海底より浮上する際に、時計内部にたまったヘリウムガス
(飽和潜水の際に使用の人工エアの主成分)を外へ逃がすための穴が
ケースの横にあります。ヘリウムガスが時計内部にたまると、
浮上の際にケース内が高圧になり時計が破裂してしまうからです。

2007年6月16日土曜日

ロレックス ミルガウス

ロレックスの中でも究極の特殊時計ロレックス ミルガウス

X線を扱う医師や発電所で働く技師などのために開発されたモデルで、
1000エルステッド(1000ガウス=フランス語でミルガウス)の耐磁性能を
誇る意味でミルガウスと名付けらました。

1950年代後半から1980年代に製造されていましたが、現在では生産
されていないため希少性が極めて高いものとなっています。

市場では300万以上の高値がついているようです。

2007年のバーゼルワールドで復活した新しいロレックス ミルガウスは、
当時のデザインを踏襲しながらも、オレンジのインデックスやグリーンの
サファイヤガラス風防を採用し、現代風にアレンジされていて、
ロレックスファンならずとも必見のモデルとなっています。

2007年4月24日火曜日

ロレックス エアキング

ロレックス エアキングは、1940年代に登場したロレックスの中でも
最も歴史があり、かつ若い世代に人気のモデルです。

ロレックス エアキングが若い世代に人気なのは、ロレックスの中でも
比較的価格が手軽であるのが一番の理由でしょう。

ロレックス エアキングの文字盤には「PRECISION」(精密)と刻まれて
いて、エアキングの精度の高さを誇らしくかつ、上品に象徴しています。

「PRECISION」の形容詞が「PRECISE」、競馬ファンにはお馴染みの
2007年高松宮記念3着馬「プリサイスマシーン」は「精密機械」という
意味だったんです。
「ロレックス エアキング」は「プリサイスマシーン」と呼ばれるにふさわしい
だけの精密さとブランド力、デザインを持つ時計と言えるでしょう。

ロレックス エアーキングには、ロレックス エクスプローラーと同じ部品が
使われていますが、クロノメーターを採用していないことが大きな違いです。

2007年3月20日火曜日

ロレックス ミッキー

ロレックス ミッキーとは、日本の時計メーカー「SEIKO」の
アメリカ子会社「Sll Marketing International」が製造している時計の俗称です。

ロレックスミッキーの文字盤の中心にはミッキーマウスがいます。
そのミッキーマウスの両腕が長針と短針になっていて、ミッキーが
体を張って時を刻んでくれます。

ベルトの部分は、シルバーとゴールドのコンビとなっています。

ロレックスミッキーは、アメリカでは数年前から人気のあった時計だったのですが、
日本では最近、ファッションモデル誌や芸能人が身に付け出してから急激に
人気が出てきたため、現在では品薄で手に入れるのが難しくなっています。

ロレックスミッキーの市場値は、1万円前後と比較的リーズナブルな価格になっています。

メンズとレディースが用意されていますが、レディースですと文字盤が小さすぎて
ミッキーマウスのデザインが見えにくくなるため、女性でもメンズを購入される方が
多いようです。

2007年3月16日金曜日

ロレックス オーバーホール

ロレックスは、オイスターパーペチュアル(機械式自動巻き)というぜんまいを使用した
方式を採用した時計です。
精巧に組み合わされた各々の部品が、まるで音楽を奏でるかのように時を刻んで
ゆきます。

ロレックスはその精巧さ故に、長期間メンテナンスをしないで使い続けると部品が磨耗し
正確な時刻を示さなくなります。
1日に2分以上遅れるような症状が見受けられる場合は、速やかにオーバーホールに
でしましょう。

特に異常が無い場合でも、ロレックスのオーバーホール(定期検査)は約4年に
1度行うことが推奨されています。

この4年というオーバーホールの周期は、オリンピックやサッカーワールドカップと
同じですので、記憶しやすいイベントとして覚えておくとよいでしょう。

「忙しいから」「費用が高いから」といってロレックスをオーバーホールせずに放っておく
ことは、あなたの大切なロレックスに過酷な労働を押し付けているに他なりません。

あの名馬「ディープインパクト」でさえ、レース間隔を計算してきっちりと放牧という
オーバーホールをしていたからこそ、素晴らしい結果を残せました。

あなたのローレックスにもオーバーホールを施してあげて下さい。

費用は約4万円~と決して安くはありませんが、「日本ロレックス」「日本ロレックスに
認定された公認技術者」の100%信頼できる技に任せましょう。

「日本ロレックス」「日本ロレックス公認技術者」以外の業者でオーバーホールを
した場合は、保証が効きませんので注意が必要です。

ロレックスは、そこらのメーカーのように2年ほど使ってから修理をしようとすると
買い換えた方が安いなんてことがありません。ロレックスのモデルの生産修了後、
最低25年間は部品を保存しています。だからこそ、オーバーホールが必要なのです。

ロレックスを一度、オーバーホールに出して見てください。
オーバーホールから戻ってきたあなたの大切なローレックスを見て、日本ロレックスの
公認技術者の腕の確かさに驚きを覚えることは間違いないでしょう。
外装部品の一こま一こまが丹念に磨き上げられいることに感動すら覚えます。

2007年3月14日水曜日

ロレックス デイトナ

ロレックス デイトナは、多くのバリエーションを揃えるロレックスの
ラインナップにおいて、唯一のクロノグラフです。

クロノグラフとは、ストップウオッチの機能もある携帯時計のことです。

リューズの上下にあるボタンでストップウォッチの機能を使うことができます。
また、時間を計るだけではなくタキメーターを使用すれば、時速や時間あたりの
生産性を測ることができます。

タキメーターとは、時計の文字盤にはおおよその時速が記載されていて、
1kmを走行した時点で止めた位置の文字盤の数字を読むことでおおよその
時速を測定することができる機能のことです。同様の原理で、大量生産の工場
などで一時間あたりの生産個数を測定することもできるため、特にタキプロダクト
メーターと呼ばれることもあります。

デイトナという名称は、自動車の24時間耐久レースが毎年行われる
アメリカのフロリダ州、デイトナビーチにある「デイトナ・インターナショナル・
スピードウェイ」というサーキットに由来しています。

ロレックス デイトナの中でも、ポール・ニューマンモデルは幻の逸品と
称され、最も入手困難な物の1つとなっています。

ロレックス デイトナは自動巻き上げ機構を採用していますので、毎日使用して
いれば止まる事がありませんが、巻き上げの最大時間が約70時間ですので
3日間使用しなければ止まってしまう計算となります。

ロレックス デイトナの近年のモデルには、隕石を素材として用いたメテオライト
レーシングカーのメーター類をイメージさせるルーレットなど、個性溢れるものが
登場しています。

2007年3月11日日曜日

ロレックス デイトジャスト

ロレックス デイトジャストは、1945年に腕時計に初めて日付が
付いた時計として登場しました。

その日付が午前0時ちょうどに切り替わる機能「デイトジャスト」が
そのまま時計のモデルの名前になっており、文字盤の3時の位置に
日付表示があります。

その日付部分には、日付表示を拡大するためのサイクロプスレンズ
と呼ばれるレンズが付いています。

ロレックス デイトジャストは機械式腕時計ですので、電池は使用して
おりません。


機械式(手巻)・・・時計の横に付いているリューズを回すことによって、
ゼンマイを巻き上げて時計の針を動かす動力を蓄える方式。

機械式(自動巻)・・・時計内部に半円形のローターが組み込まれていて、
時計をはめている人が腕を振ることによって、ローターが回転しゼンマイを
巻き上げることができるという方式。パーペチュアルと呼ばれています。


ロレックス デイトジャストは、多彩な顔を持つモデルであなたの好み、予算
等でも選択肢の多いものとなっています。

まずロレックス デイトジャスト本体+バンドですが、どんな服装にも合うステンレス
スチールからホワイトコールドやピンクゴールド、ゴールドとステンレスのコンビがあります。

さらにロレックス デイトジャストには、多くの種類の文字盤が用意されていて、
定番のブラックやホワイト、ホワイトシェルやピンクシェル、ダイヤをあしらった
ものまであります。

ロレックスと聞くと、男性の時計と思われる方もいらっしゃるようですが、
このデイトジャストにはメンズモデルをはじめ、
レディースモデルとボーイズモデルもラインナップに加えられていて
女性にも人気のあるモデルとなっています。

2007年3月10日土曜日

ロレックス サブマリーナ

1953年に誕生したロレックス サブマリーナは、その名の通り
海洋での使用を念頭に開発されたモデルです。

同時期に発表された山岳での使用の為に登場したロレックス
エクスプローラーとの対極のモデルとして、このロレックス サブ
マリーナは位置づけされていて、以下のような特徴を持っています。


・オイスターケース
カキ(オイスター)のように硬くしっかり閉じる防水ケースの事で
ロレックス サブマリーナの中身(ムーブメント)をしっかり守ります。
1926年10月にスイス連邦著作権局にて特許を取得しています。
ステンレススチール、金、プラチナの塊のをくり抜いたオイスター
ケースと、潜水艦のハッチからヒントを得たというネジ込み式の
リューズで水の浸入を完全に防ぐ事を可能にしたケースです。


・腕時計初の回転べゼル
一般的にはダイバーウォッチ用の機能で、腕時計の「ガラス周囲の
リング」の事です。
潜水の時にボンベの残量時間を計るのが主とした用途とされています。


・ブラックダイヤル
この場合の「ダイヤル」とは、時計の指針盤のことをいいます。
ロレックス サブマリーナにおいて、時間を示す数字や、長針・短針
などのムーブメントの背景が黒くなっています。


・赤サブ
初期(1960年代~1970年代前半)のロレックス サブマリーナの文字盤の
モデル名が赤で表記されているレアモデルのことです。

・リューズケース
初期のロレックス サブマリーナには付いていなかったリューズケース
ですが、深海での作業でリューズを保護するために1960年あたりの
モデルから装備されました。
リューズとは、時計ケースの外側にあるつまみで、これを回して時刻や
日付の表示を合わせることが出来ます。
さらに、機械式時計
の場合はぜんまいを巻き上げる為のものでもあります。



2007年3月7日水曜日

ロレックス エクスプローラー

ロレックス エクスプローラーがロレックスのカタログに掲載され始めた
のは、1953年頃です。

ロレックス エクスプローラーは徹底した視認性の高さを追求した為、
カレンダー表示のないとてもシンプルなモデルとなっています。

しかし、このロレックス エクスプローラーはただ単にシンプルだった
だけではなく、高性能なムーブメントとそれをガードするオイスター
ケース、自然と目に入ってくるインデックスなどが正しい時を刻むに
相応しい実力を備えたモデルとなっています。

ロレックス エクスプローラーが登場したと思われる1953年は、偉大
なる登山家・エドモンドヒラリー卿が世界最高峰・エベレストに初登頂
した年として、多くの人々の記憶に刻まれている年です。

一説には、ヒラリー卿がエベレスト登頂時に使用していた時計が
ロレックス エクスプローラーであったといいます。

上記の説の真偽のほどは闇に包まれていますが、ロレックス社は
このヒラリー卿の偉業をロレックス エクスプローラーの宣伝材料として
有効に利用し、【探検家=ロレックス エクスプローラー】という
イメージを作り上げて来ました。

約20年後の1972年には、ロレックス エクスプローラーⅡを発表。
こちらのモデルは、探検家用の特殊なモデルとしてエクスプローラーⅠ
とは違い、24時間針で市場に姿を現しました。

このロレックス エクスプローラーⅡにも、エクスプローラーⅠと同様に
世界的な登山家・ラインホルト・メスナーの愛用品とのイメージ戦略を
展開しました。


ロレックス ミッキー